JR東日本グループは、17日、昨年1月に竣工したオフィスビル「JR神田万世橋ビル」(東京都千代田区)において、米国などで広く普及している環境指標であるLEED認証制度の2つの認証を取得したと発表した。同グループの施設としては、初めてのLEED認証取得となる。
LEED(Leadership in Energy & Environmental Designの略)は、米国グリーンビルディング協会によって開発・運用されている建築物(敷地利用を含む)の環境配慮基準の認証制度。
JR神田万世橋ビルは地球環境、地域、景観、歴史との共生をコンセプトにした、次世代の環境配慮型ビル。地上20階地下2階で、延床面積は約28,500平方メートル。
同ビルは、テナントビルの躯体・外装・共用部を対象とした認証である「LEED-CS(LEED for Core and Shellの略)」の「GOLD」を昨年12月に取得した。また、ジェイアール東日本ビルディングは、同ビルの3~4階で運営する貸会議室「ステーションコンファレンス万世橋」について、テナント専用部の内装を対象とした認証「LEED-CI(LEED for Commercial Interiors の略)」の「GOLD」の認証を本年3月に取得した。