東芝は、照明用白色LEDの新製品として、「TL1L2シリーズ」(3.5×3.5mmレンズパッケージの1Wタイプ)と、「TL3GBシリーズ」(3.0×3.0mmフラットパッケージの0.6Wタイプ)の生産を3月末より開始する。同製品は、シリコンウェハー上にガリウムナイトライドを結晶成長させる「GaN-on-Si技術」を採用することにより、順電圧(VF)と消費電力の低減を実現したのが特長。
「TL1L2シリーズ」は、一般照明用光源(電球、ベースライト、ダウンライト、シーリングライトなど)のほか街路灯、投光器に、「TL3GBシリーズ」は、一般照明用光源に対応。それぞれ色温度2700Kから6500Kまで全6色がラインアップしている。
同社は、8インチシリコンウェハーによる白色LED素子「LETERAS™」の量産化を世界に先駆けて開始。白色LED製品のラインアップとしては、これまで「TL1F1シリーズ」「TL3GAシリーズ」「TL2FKシリーズ」をリリースしている。