フィリップスは、新製品のG13型直管形LEDランプ「Essential LEDtube(エッセンシャル LEDチューブ)」を9月より発売する。工場や倉庫向けの、従来の蛍光灯置き換え型の商品で、市場価格の約半額(同社調べによる)としている。
新製品の特長として、
- コストパフォーマンスが高く、導入から約2年で投資回収が可能(100本使用、年間点灯時間4,000時間、電力料金単価20円/kWhの場合)。
- 従来の蛍光灯より、消費電力を約55%削減。
- 色の再現性を示す「演色性」は、Ra85。さらに、乳白ポリカーボネートの拡散カバーにより、不快なグレアやLED特有の粒々感のない、均質な光質。
- T8管デザインにより多くの器具にフィット。
- 業界最軽量(同社調べによる)の290g。
- 片側給電で感電を防止する。
- ランプ口金はG13タイプで交換コストを低減。
- 電源内蔵タイプ、シンプルな配線。
などの点をあげている。
同社の調べによると、日本のLED照明市場規模は2012年の市場規模は2008年と比べて約28倍に拡大しているが、中小企業のオフィスや工場、倉庫等では、初期費用と、取替え工事の手間が障壁となり、未だに既存光源が使用されている施設が多いとしている。
本製品は、そのような中小企業のオフィスや工場、倉庫等に向けて開発した製品となっている。
【参考】
直管LEDランプ専用口金GX16t-5のJIS規格が制定 誤装着など防止(2013/4/25)