オフィス向けLED照明、パナソニック、機種3倍、省エネ性能向上、営業も30人増員

 パナソニックはオフィス向け発光ダイオード(LED)照明の主力機種を従来の3倍の1200に増やす。家庭用に比べオフィスや工場など業務用途のLED照明の需要は底堅いと判断。営業人員やショールームも拡充するなどして、2014年度には前年度見込みに比べ2倍の200万台以上の販売を目指す。

 機種を増やすのは12年末に投入した「iDシリーズ」。このシリーズは蛍光灯と取り換えて使い、照明のライトと器具が一体になった製品。取り付け後にもライト部分を好みにあわせて取り換えられるのが特徴だ。値ごろ感のある価格などが受け、発売後の1年間で100万台を出荷した。

 2月からは同社の従来機種より約4割発光効率を高めた省エネ性の高い機種を順次投入する。さらに器具の形状を変えたり、センサー機能を搭載したりした機種を増やし、利用者の選択肢を広げる。

 センサー機能は人がその場にいるかどうかを把握したうえで周囲の明るさを見極めて照明具合を調整するため、節電につながるという。

 LED照明の拡販に向けて、14年度中に非住宅向けの営業人員を30人増の150人にする。昨年6月に都内に設けたショールームはこれまでの2倍の約700平方メートルに広げ、展示する商品も2倍増の520点に拡充する。

 ショールームは予約制で、施主や設計事務所の関係者などとの商談でも使う。照明をエネルギー関連システムと組み合わせて展示し、年間1万人以上の来場者を見込む。

 パナソニックは業務用LED照明を購入する割合が家庭用に比べて低いとみて、販売攻勢をかける。

 オフィス向け照明は東芝ライテックやアイリスオーヤマなども照明の発光効率が高い製品を投入するなど力を入れており、大手メーカーの販売競争は一段と激しくなりそうだ。

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