遠藤照明は14日、シンガポールで発光ダイオード(LED)照明の販売やメンテナンスを手がける子会社を4月1日付で設立すると発表した。資本金は60万シンガポールドル(約5千万円)で、遠藤照明が全額出資する。今まで置いていた駐在員事務所から格上げして市場調査や営業活動を手掛ける。
設立した子会社はシンガポールを中心にインドネシア、オーストラリア、マレーシア、ベトナムへの販売の拠点とする。まずは現地スタッフを含む4人で営業を始め、必要に応じ増員を検討する。日系企業や現地の富裕層の需要を取り込む。
遠藤照明は現在、タイと中国に工場を持つほか、インドとタイにはショールームを設置している。