東京都、LED誘導灯器具を中小企業者向け省エネ減税の対象設備に追加

東京都、LED誘導灯器具を中小企業者向け省エネ減税の対象設備に追加

東京都は、LED誘導灯器具を、省エネルギー設備等の取得を税制面から支援する「中小企業者向け省エネ促進税制」の対象設備に追加する。7月1日以降に取得したLED誘導灯器具が対象となる。

中小企業者向け省エネ促進税制は、都が中小企業者の温暖化対策を促進するため、平成21年4月からを実施しているもの。本税制では、対象となる省エネルギー設備等を取得した場合、法人事業税・個人事業税を、設備の取得価額(上限2千万円)の2分の1を取得年度の税額から減免する。ただし、当期税額の2分の1を限度とし、減免しきれなかった額は翌年度税額からも減免可。

今回新たに対象設備に追加したLED誘導灯器具は、消防法施行令(昭和36年政令第37号)第26条第1項第1号から第3号までに規定する「避難口誘導灯」「通路誘導灯」「客席誘導灯」で、LEDを光源とした誘導灯器具に限る。また、特定の化学物質が含有率基準値を超えないことと、その化学物質の含有情報がウエブサイト等で容易に確認できること、の要件を満たすもの。

昨年9月から、大規模・高層の建築物等においては、誘導灯が非常電源で長時間作動できるように規制が強化されている。こうした動きもあり、現在では消費エネルギーの少ないLED誘導灯器具が主流となっている。

都では、こうした状況を踏まえ、都内の中小規模事業所における一層の省エネ推進を図るため、「都内の中小規模事業所における地球温暖化対策推進のための導入推奨機器指定要綱」を改正し、LED誘導灯器具を本税制の対象設備に追加することにした。

本税制のその他の対象設備は、空調設備、照明設備(蛍光灯照明器具、LED照明器具、LED誘導灯器具)、小型ボイラー設備、再生可能エネルギー設備(太陽光発電システム、太陽熱利用システム)。

対象社は、資本金1億円以下の法人、個人事業者等。対象期間は、法人が平成22年3月31日から平成27年3月30日までの間に終了する各事業年度、個人が平成22年1月1日から平成26年12月31日までの間となっている。

【参考】
LED照明の補助金(自治体別)
東京都 – LED誘導灯器具を中小企業者向け省エネ促進税制の対象設備に追加します


詳細

東京メトロ、SiC採用の補助電源装置で銀座線車両を省エネ化

東京メトロ、SiC採用の補助電源装置で銀座線車両を省エネ化

東京メトロは、環境配慮型の銀座線新型1000系車両を6月より順次追加導入すると発表した。さらに今回導入する車両では、SiC(シリコンカーバイド)を採用した補助電源装置を世界で初めて本格導入する。

銀座線1000系車両は、騒音・振動の少ない操舵台車や従来より消費電力量の少ない永久磁石同期モーター(PMSM)、LED照明などを採用し、環境負荷低減を実現した車両。今回は、この車両は平成24年4月に運行を開始した第1編成に引き続き導入されるもので、平成25年度には11編成66両を導入し、平成28年度までに銀座線車両を全て1000系車両に置き換える計画だ。

また、今回、車内空調装置や照明などに使われる電力を供給する補助電源装置に世界で初めてSiC半導体素子を使い、装置の小型・軽量化、省電力化、低騒音化を図った。

今日、世界で幅広く使われている電力用半導体はSi(シリコン)を素材としたものが主流だが、Si半導体の大幅な性能向上は難しくなってきているといわれている。そうした中で、半導体の性能向上のために注目を集めている素材のひとつに、SiC(シリコンカーバイド)がある。SiC半導体を鉄道車両に採用すると、電力ロス軽減による省エネ化や、装置の大幅な小型・軽量化ができるメリットがある。

今回導入するSiCを採用した鉄道車両用補助電源装置は、三菱電機が製品化したもの。Siを用いた同社従来製品と比べて、装置の電力損失を約30%低減、体積を約20%低減、質量を約15%低減、また、出力電圧波形のひずみ率を約35%改善し、変圧器の発生する騒音を約4dB低減させた。

補助電源装置の仕様概要は、入力電圧が直流600V、主回路方式が2レベル方式電圧型PWMインバーター、定格容量(出力電圧)が140kVA(AC200V、AC100V、DC100V、DC24V)で、自然冷却方式を採用している。


詳細

パナソニック、花や植物など植栽向けのLED照明を発売

パナソニック、花や植物など植栽向けのLED照明を発売

パナソニック株式会社 エコソリューションズ社は、同社独自の光のスペクトルを制御して見え方をコントロールする技術により、植栽をよりあざやかに見せる「彩光色LED照明器具 屋外(植栽)用」を4月1日より順次発売する。

同製品は、波長580nm前後の光の成分を調整することで黄みを抑え、相対的に植栽における緑色をあざやかに、また、赤色成分のピーク波長を長波長側にシフトすることで、紅葉などの赤味の強い色もよりあざやかに見せるのが特長。

設置場所としては、マンション、ホテルや旅館などのリゾート施設、寺社や公園などの景勝地、商業施設、結婚式場などの植栽のライトアップなどが想定されている。

今回発売されるのは、スポットライト、ローポールライト、フットスタンドライト、アッパーライト、モールライトの合計82品番。価格は2万9,925円~28万6,650円。

同社は、短波長成分を多く含む光により、照度以上に明るく見えるLED防犯灯「明光色(アカルミナ)」、肌の色は美しく、モノの色は自然に見せる「美光色LED照明器具」、生鮮食料品売場向けの「彩光色LED照明器具」など、LEDの光のスペクトルを制御して見え方をコントロールした製品開発を進めてきた。


詳細

三井のリパーク 駐車場照明をLEDに、太陽光発電で電力供給

三井のリパーク 駐車場照明をLEDに、太陽光発電で電力供給

三井不動産リアルティと宝塚市は、「三井のリパーク」宝塚市立スポーツセンター前駐車場にハイブリッドソーラーシステムを導入した。

同システムは、日照時に8枚のソ-ラーパネルで太陽光による発電を行ない、蓄電された電力で日没後の看板・照明機器を点灯させるもの。

これにより、場内照明に使用する電力を太陽光発電で最大100%供給可能になった。また、年間最大約1,840kwhの電力を発電でき、約761kgのCO2排出量の削減が見込める。

宝塚市は、再生可能エネルギーをはじめとする新エネルギーの導入や利活用の推進に取り組むため、平成24年度より「新エネルギー推進課」を設置し、新エネルギーにかかる調査、研究及び市民に対する啓発を行うなど積極的に環境への取り組みを行っている。

今回、市有地の有効活用を図るために、土地利用条件付(駐車場用地)賃貸借事業の公募を行い、三井不動産リアルティを民間駐車場事業者として選定。駐車場には、ハイブリッドソーラーシステムのほか、駐車場全照明へのLEDの採用など環境負荷軽減を図る設備が導入されている。


詳細

丸の内KITTE内のイッセイミヤケ店舗、有機EL照明で商品演出

丸の内KITTE内のイッセイミヤケ店舗、有機EL照明で商品演出

三菱化学は、調色・調光機能をもつ有機EL照明パネル「VELVE」™を、3月21日に開業したJPタワー商業施設「KITTE(キッテ)」内の店舗「BAO BAO ISSEY MIYAKE(バオ バオ イッセイ ミヤケ)」の空間演出照明用に納入したと発表した。

店舗内では、入って正面の壁面に同社の「VELVE」™全99枚を横11枚、縦9列に設置。商品演出に活用されている。

壁面に「VELVE」™が99枚並ぶ

壁面に「VELVE」™が99枚並ぶ


詳細

京セラの太陽光・蓄電システム・HEMS 三井不動産の建売分譲住宅に採用

京セラの太陽光・蓄電システム・HEMS 三井不動産の建売分譲住宅に採用

京セラは、同社製の「太陽光発電システム」「蓄電システム」「HEMS(ホームエネルギーマネジメントシステム)」が、三井不動産レジデンシャルが手がける「ファインコート大塚(東京都豊島区)」に採用されたと発表した。

ファインコート大塚は、「太陽光発電システム」「蓄電システム」「HEMS」「家庭用太陽電池」「EVパワーステーション」「LED照明機器」を採用した全国初のスマートハウス。創エネ、蓄エネ、省エネの3要素を取り入れることで、ピークシフトや環境負荷の軽減、光熱費の低減を実現する。すでに全21戸着工しており、今年7月にから販売を開始する予定。

各システムの特徴は、以下の通り。

住宅用太陽光発電システム

住宅の屋根との調和を徹底的に追求した「SAMURAI」シリーズを採用。サイズの異なる3タイプの太陽電池モジュールを組み合わせることで、屋根上の設置スペースを有効活用し、外観の美しさに加えて、設置容量の増加を実現する。

リチウムイオン蓄電システム

高耐久・大容量7.2kWhのリチウムイオン蓄電池を搭載。これにより継続した電力供給が可能となり、電気製品を最大12時間連続して使用可能。

HEMS「ハウスマイルナビィ」

パソコンやテレビ、スマートフォン、タブレット端末などで太陽電池の発電量や蓄電池の充放電状況など家庭内エネルギーの見える化が図れ、エネルギーの効率運用が可能。部屋ごとの電気使用状況などを確認でき、電気料金の節約に役立つ。

【参考】
東京都豊島区に太陽電池・燃料電池・蓄電池・HEMSを備えたスマートハウス


詳細

山口県でLEDの光を使ったトマトの病害防除を実験中

山口県農林総合技術センターでは、山口大学、山口県産業技術センターと連携してLED光を活用した農作物病害防除システムの開発に取り組んでいる。3月15日、平成24年度「やまぐちグリーン部材クラスター」研究成果発表会の開催にあわせて、現在実施中のLED光照射によるトマトの病害防除効果の実証試験ハウスを公開した。

山口県では、新たな産業の創出を目指して、文部科学省補助事業「地域イノベーション戦略支援プログラム」を活用し、「やまぐちグリーン部材クラスター事業(事業期間:平成21年度~25年度)」に取り組み、産学公が連携して世界に通用する新技術の研究開発とその事業化を積極的に進めている。

LED光を活用した農作物病害防除システムの共同開発も、本事業において、「LED等光技術を応用した第一次産業支援技術の開発」を研究テーマとする取り組みのひとつの柱として実施されている。

本取り組みでは、「植物病理学」「光環境制御」等について優れた研究成果をもつ山口大学農学部、「植物の栽培技術・評価技術」をもつ山口県農林総合技術センター、「LED ランプ・LED照明装置の設計と評価技術」をもつ山口県産業技術センターの各技術の専門家が連携し、LED等光技術を農業現場に応用する技術の開発を行っている。

具体的には、405nm紫色光による殺菌・静菌技術を確立し、農薬使用量の低減を図り、食の安全性への要求に応える農産物の生産システムの開発を進めている。また、光に対する菌や植物の反応を詳細に解明し、植物の生育を制御する技術の確立を目指している。

平成24年度「やまぐちグリーン部材クラスター」研究成果発表会は、これまで4年間の研究成果を公表し、多くの地域企業の参画や関係する産学公関連機関のさらなる連携・ネットワークを広げるため開催された。研究成果の発表とともに、研究成果および参画企業のポスターや成果物の展示も行われた。

【参考】
山口県 – LED光照射によるトマトの病害防除システムの実証試験ハウスを公開


詳細

東京都豊島区に太陽電池・燃料電池・蓄電池・HEMSを備えたスマートハウス

東京都豊島区に太陽電池・燃料電池・蓄電池・HEMSを備えたスマートハウス

東京ガス製:エネファーム

東京ガス製:エネファーム

京セラ製:リチウムイオン蓄電システム

京セラ製:リチウムイオン蓄電システム

京セラ製:HEMS「ハウスマイルナビィ」

京セラ製:HEMS「ハウスマイルナビィ」

京セラ製:「SAMURAI(サムライ)」

京セラ製:「SAMURAI(サムライ)」

ニチコン製:EVパワーステーション

ニチコン製:EVパワーステーション(日産リーフ専用)


詳細

被災した宮城県石巻市の漁港に太陽光発電で点灯するLED照明

被災した宮城県石巻市の漁港に太陽光発電で点灯するLED照明

日本GEは、東北電子工業(宮城県石巻市)との協業を通じ、宮城県石巻市内にある同社の工場で製造・組立された約200台のソーラー式LED照明を市内の32漁港(計39カ所)に供給する。

東日本大震災により、石巻市内の漁港では照明設備が使用不能となり、漁港活動の再開に向け照明の設置が早急に求められていた。

石巻市では、災害復旧に向けた復興交付金事業の一環として、漁業者の作業効率と安全の確保に向けた「漁業活動ソーラー照明設置事業」を展開しており、今春の設置完了を目途に、市内全44漁港、55カ所を対象に、全体で約300台のソーラー式LED照明の設置を進めている。

今回、同事業のうち全体の約3分の2を占める32漁港(計39カ所)を受注した日本製紙石巻テクノ(宮城県石巻市)及び東和電設(宮城県石巻市)により、日本GEと東北電子工業が「石巻で石巻のための製品を作る」をコンセプトに開発したソーラー式LED 照明が選定された。

今回選定されたLED照明の特長は、以下の通り。

  • 漁港での作業が夜間や早朝など暗い時間帯に行われるため、明るさが通常点灯時と比較して3 倍になるように設計。
  • 漁港での作業効率の向上・安全性を確保するため、本体のLED照明に、反射板設計技術を用いたGE製LED照明器具「R250」を採用し、広い範囲を均一に明るく照らすことが可能な仕様に設計。
  • 非常用照明として機能させるため、停電の影響を受けないソーラー・蓄電システムを採用(満充電から約5日間点灯)。

日本GEは、より安全でクリーンなエネルギーの供給、急速に進む高齢化に対応する医療サービスなどに取り組んでいる。

この取り組みは震災前から続いており、2009年には、宮城県及びみやぎ高度電子機械産業振興協議会と共同で、技術協業の可能性を探る「GE Day in Miyagi」を開催するなど、地元企業との協業機会を模索してきた。今回は、こうした取り組みの一環として、それぞれの強みを生かした協業機会を検討してきた結果、実現した。


詳細

フィリップスの屋外用LED照明 水銀灯と比較し90%以上省エネ

フィリップスの屋外用LED照明 水銀灯と比較し90%以上省エネ

フィリップス エレクトロニクス ジャパンは、90%以上の省エネが可能な屋外用LED照明器具「conTempo(コンテンポ)LED」シリーズの販売を3月中旬より開始する。

1月より一部試験販売を実施していたが、今回、本格販売をスタートさせる。

同製品は、看板照明や広いエリアを照らす外灯など、従来の水銀灯に代わる屋外用LED照明器具。従来の水銀灯の約4倍にあたる5万時間の長寿命に加え、最大94lm/Wの高い発光効率により、従来の水銀灯と比べて90%以上の省エネを実現する。

また、特殊な配光により少ない設置台数でも対象物の壁面をムラなく均一に照射できるため、照明器具の工事費用を抑えることが可能。配光はシンメトリー(対称)、アシンメトリー(非対称)の2種類があり、用途に応じて、パワフルな間接照明やポール灯としても使える。消費電力は、56W/108W、色温度は4000K/6000K のそれぞれ2種類あり、用途に合わせて選ぶことができる。


詳細