シーシーエス、高放射照度の紫外LED照射器開発 紫外硬化用照射器市場に参入

シーシーエス、高放射照度の紫外LED照射器開発 紫外硬化用照射器市場に参入

LED照明メーカーのシーシーエスは、紫外線硬化樹脂を利用した接着に使用する紫外(UV)LED照射器「HLUVシリーズ」を開発し発売を開始した。

同シリーズは、同社オリジナルLEDを採用、独自の構造により発光効率を最大限に引き出すことで、業界最高水準の放射照度となる3W/平方cm(385nmタイプ)を実現。これにより、今までLEDでは難しかったシール・ラベル印刷のインク硬化やパネル・フィルムの接着用途など幅広いアプリケーションに対応可能となった。

同社は、同シリーズを標準品第一弾として市場に投入し、紫外硬化用照射器市場に本格参入する。なお、同シリーズは、2月1日まで東京ビックサイトで行われている機能性材料・フィルム、加工技術の総合展示会「Convertech JAPAN 2013」に出展される。

近年、紫外線硬化樹脂を利用した接着プロセスにおいて、省エネ効果や使いやすさからLEDへのニーズは高まっている。しかし、その一方で、LEDの放射照度が不足していたためにキセノンランプやメタルハライドランプなどのUVランプが多く使われてきた。

同社は、画像処理用LED照明で培った技術・ノウハウを応用し、検査用途のみならず製造工程で使用される紫外硬化用照射器市場においても製品を開発、今後、順次投入を予定している。


詳細

岡村製作所の環境配慮型LED照明システム、オフィスの電力使用量60%削減

岡村製作所の環境配慮型LED照明システム、オフィスの電力使用量60%削減

岡村製作所の照明システム「次・オフィス ライティングシステム(THE Office Lighting System)」を導入した東京むさし農業協同組合本店(東京都小金井市)が、「省エネ・照明デザインアワード2012」の公共施設・総合施設部門でグランプリを受賞した。

同システムは、サーカディアンリズムに則った照度と色温度の経時変化を無線でコントロールするLED照明システム。演色性・拡散性に優れたLED光源、まぶしさの軽減、サーカディアンリズムによる自動調光が快適な光環境を実現するのが特長。

今回の受賞は、LED照明の積極的な導入とともに、竹かごをモチーフとしたデザイン性の高い外装ルーバーによる外光利用、同ライティングシステムを用いたタスク・アンビエント照明など、サーカディアンリズムに配慮した健康的かつ快適なオフィスが高く評価されたもの。

具体的には、建物南面に設置した「ECOかごルーバー」で外光の明るさを取り入れつつ、直射日光を適度にカットすることで室内温度の上昇を押さえ、空調負荷を低減。また、LED照明の積極的な導入とともに、室内共用部では調光制御、人感センサーを活用している。

執務エリアには天井照明を設けず、サーカディアンリズムや自然光の経時変化にのっとって自動調光する同システムを用いた「タスク・アンビエント照明」を導入。これらの対策により、今後10年間の照明に関する施設運営費は、従来に比べ累計62.7%の削減効果が期待できる。

「次・オフィス ライティングシステム」の省エネ効果 - 環境ビジネスオンライン

「次・オフィス ライティングシステム」の省エネ効果


詳細

トヨタ、ハイブリッド車の電池を再利用した蓄電システムを販売店に販売

トヨタ自動車は、電池原料のより効率的な活用を目指し、ハイブリッド車(HV)用の使用済みニッケル水素電池を再利用する定置型蓄電システムを使用した、エネルギーマネジメントシステムを4月から全国のトヨタ車両販売店向けに販売すると発表した。販売店に本システムを導入することで、店舗あたりのエネルギー使用量・料金の削減を実現するとともに、電力のバックアップを可能とすることで災害時などにも備える。

今回、定置型蓄電システムに加え、BEMS(ビルエネルギー管理システム)・ソーラーカーポート・太陽光発電LED照明省エネ空調などを組合せ、電力の消費・蓄電・放電を最適にコントロールし、効率化できる総合的なエネルギーマネジメントシステムとして販売する。なお、本システムの販売は、トヨタのエネルギー事業会社であるトヨタタービンアンドシステム(愛知県豊田市)を通じて行う。

同社は、HV用の使用済みニッケル水素電池を再利用した定置型蓄電システムについて、昨年2月より、名古屋トヨペットの太田川店などで実証実験を行ってきた。ピークカットなど電力の利用効率を高めることにより、1店舗あたりのエネルギー使用量および電気・ガス料金を、従来型の店舗と比較して半減できることが確認された。

また災害時などの停電時においては、電力のバックアップが可能なため、地域の情報収集拠点や避難場所としての活用することもできる。

従来、電池容量が下がり自動車用途としては使用できなくなったHV用のニッケル水素電池は、販売店等で回収した後、解体・還元処理等を行い電池原料として再びHV用ニッケル水素電池へとリサイクルしている。

しかし、回収した電池を組合せることで自動車用途に比べ重量や体積に制約の少ない定置型蓄電システム用として利用できる物が多く、定置型蓄電システムへの再利用は、こうした状況を踏まえて開発された。


詳細

太陽光×蓄電池×LEDの省エネ型電力供給システム

菱洋エレクトロは、照明器具の開発・製造・販売を手掛けるTMFアースと共同で「完全自活型の超省エネソリューション」を開発し、提供を開始した。すでに建設関連ユニットハウス向けに50セットを受注。今後は、仮設住宅・事務所、モデルルームなど仮設建築物や災害時対応の設備向けを中心に、初年度500セットの販売を目指す。

「完全自活型超省エネソリューション」は、太陽光パネル蓄電池、ハイブリッドLEDシステムで構成され「創る」「蓄える」「上手に使う」を実現する新しいソリューション。

平時における照明器具等への電力供給はもちろん、無日照状態でも約3日間の稼働が可能で、災害時や電力インフラの整備がされていない場所など電力確保が困難な場面での活用が期待できる。さらに、バックアップとして商用電力と接続することでより安定的に稼働させることも可能。

従来、電力確保が困難な場面で活用されている「オイル式発電機」は、燃料の輸送・保管・補充に手間がかかるうえ、発火のリスクや騒音・臭気などの課題があったが、同ソリューションではこれらの問題を解するとともに、CO2の排出削減にも貢献する。

両社は、従来から直管型LED照明とTMFアースが開発した専用特殊反射板を組み合わせることにより、一般的な照明器具に比べ最大約80%の消費電力削減が可能なハイブリッドLEDシステムの開発・販売を行うなど数多くの実績を築いている。


詳細

東京都杉並区、省エネやLEDなどの導入で地域政策の指針を発表

東京都杉並区、省エネやLEDなどの導入で地域政策の指針を発表

東京都杉並区は、住宅都市としての特性をいかした活かした地域エネルギー対策の指針となる「杉並区地域エネルギービジョン(仮称)」の中間のまとめを発表した。

この中で、住宅都市の特性をいかしたエネルギーの創出と効果的な活用を目指したエネルギー施策の取り組みとして、【1】杉並産エネルギーの創出、【2】スマートコミュニティづくりの推進、【3】区民へのわかりやすい情報提供と自主的な参加促進の仕組みづくり、の3点が示された。

具体的な内容は以下の通り。

【1】杉並産エネルギーの創出

  1. 杉並区の地域特性にあわせた省エネ対策のきめ細やかな推進
    ・住宅や建築物の省エネ指導、省エネ診断サポート等による省エネ性能の向上や長寿命化の推進
    ・省エネ機器やLED照明等の導入の推奨
    ・HEMS、BEMSの導入支援等による省エネ型ライフスタイル、ビジネススタイルの推進
  2. 地域で利用可能な再生可能エネルギーの積極的な利用推進
    ・太陽光発電や太陽熱利用機器の導入の推進
  3. 化石エネルギーの効率的な利用推進
    コジェネレーションや家庭用燃料電池の利用推進
     ・下水熱、冷房排熱、地中熱などの未使用エネルギー活用と合わせたヒートポンプの利用推進
  4. 災害時の安定的なエネルギー供給と節電・ピークカット対策の推進
    ・地域防災拠点や災害弱者施設への蓄電池、コジェネ、家庭用燃料電池、太陽光発電等の導入推進
     ・災害時やピークシフト対策の蓄電池としての電気自動車の活用推進
  5. 杉並清掃工場のごみ焼却発電や排熱の有効利用の推進
    ・ごみ焼却による電気や排熱の有効利用促進
杉並清掃工場のごみ焼却発電や廃熱の有効利用の推進 - 環境ビジネスオンライン

杉並清掃工場のごみ焼却発電や廃熱の有効利用の推進


詳細

東京メトロ、電車内と駅サインにLED照明を本格導入

東京メトロ、電車内と駅サインにLED照明を本格導入

東京メトロは、今後導入する新造車両の車内照明にLEDを全面的に採用するとともに、既存車両についても、車両改良工事等にあわせて順次LED照明に取り替えを進め、今年度は丸ノ内線2編成と半蔵門線3編成の車内照明を蛍光灯からLED照明に取り替える。また、駅出入口に設置している丸型の「Mマーク」駅サインを、平成27年度までにすべてキューブ型に変更し、LED照明を採用する。

同社では、平成24 年4月に運行開始した銀座線新型車両1000系等において、前照灯及び車内用照明にLED照明を採用し、技術・サービス面における検証をおこなってきた。その実用化の目処がたったことから、本格導入を決定した。LED照明を導入した車両には、車内にステッカーが貼り付けられる。

駅サインについては、LED化によって横方向や交差点、離れた場所などからも出入り口が認識しやすくなる。今年度は、丸ノ内線・有楽町線池袋駅や日比谷線上野駅など6駅13か所に導入。平成27年度までに77駅224か所の駅サインをすべてキューブ型にする。

同社では、このほか駅構内の照明、サインシステム、広告看板の電装器具などにもLEDを導入し、省エネルギー化を積極的に進めている。

【参考】
東京メトロ – 車内照明をLED化します


詳細

LED照明と観葉植物が合体 室内に植物の影を映し出すプランター

LED照明と観葉植物が合体 室内に植物の影を映し出すプランター

植物を用いて室内空間をプロデュースする東邦レオのグリーンインテリアブランド「PIANTA×STANZA」は、植物の影を投影し天井に森を再現する、日本初の植物の照明インテリア「forestarium(フォレスタリウム)」を開発し、発売を開始した。

サイズは、床に置くことを想定したLタイプと、テーブルや棚の上に設置することを想定したSタイプ。それぞれホワイトとブラックの2色を設定。価格は、Lサイズ39,900円、Sサイズ16,800円。

「forestarium」は、インテリアショップや百貨店、自社運営のオンラインショップ(PIANTA×STANZA Online Shop)を通じて個人ユーザーへ販売されるほか、ホテルの客室、カフェなどの店舗、マンションエントランスなどの共有空間向けに積極的に提案。平成26年度に年間3億円の売上を目指す。

同製品は、プランターの底面部分に設置されたLED電球が、真下から植物を照らすことで天井に植物のシルエットを投影するもので、中に「パキラ」「アレカヤシ」「シルクジャスミン」など1.5m~2.0mの観葉植物を入れて使用する。

植物と照明器具を一体化させることで、下から光に包み込まれた植物はそれ自体が間接照明の効果を持つほか、光とともに大きな影を作りだし、室内に森を再現。照明には、放熱の少ないLED電球を採用することで、植物への負担をできるだけ軽減している。

これまで海外ブランドの発光するプランターカバーは日本においても販売されていたが、照射体を植物に限定し影を天井に投影する照明インテリアは、日本初となる。


詳細

山形大、有機ELの光で歪みや凹凸を検査する機器を試作

山形大学は、有機ELの照明パネルを使った外観検査用ロボットの試作に成功したと発表した。東北大や宮城県内の企業との共同開発で、車のボディーやバンパーなどの塗装面検査に活用することで、人件費など検査コストの大幅な削減が見込まれる。

この外観検査用ロボットは、車のボディーやバンパーの塗装表面を、しま模様に光らせた有機ELパネルで照らして、ゆがみや凹凸などを検知する。現時点では0.5ミリ程度の凹凸を感知できるが、今後、開発を進め、精度を上げるとともに、実用化に向けた検討も行っていく。

今回、試作に成功したのは有機エレクトロニクス研究センターの城戸淳二教授らのグループ。計測・制御用システム開発会社バイスリープロジェクツ(宮城県仙台市)、生産設備設計製作の引地精工(宮城県岩沼市)、プログラム開発を担う東北大学と共同で開発に当たってきた。城戸教授は有機ELの第一人者で、今回の成果は、有機EL市場の拡大にもつながるものだと語っている。

【参考】
山形大学 – 有機ELパネル活用 山大の教授らが共同で 外観検査用ロボ開発


詳細

日産、静岡県の店舗で電力50%削減 「省エネ・照明デザインアワード」に

日産自動車は、環境省が主催する「省エネ・照明デザインアワード2012」において、同社の販売会社である日産プリンス静岡販売 中村町店が、商業・宿泊施設部門において優秀事例として選出されたと発表した。

今回選定された店舗照明は、日産と生活環境工房あくと、東京大学大学院で共同研究を行ったもの。LED照明の採用に加え、昼光を有効利用するために、明るさを必要とする空間を窓際に配置するとともに、メリハリのある照明などにすることで「節電しながらも見つけやすく、入りやすさを向上させたロードサイド店舗照明」を実現した。

これにより、同照明の消費電力は、約40~50%(昼間53%、夜間43%)の削減が可能になった。また、改修前後の調査・測定により、物理的な明るさだけでなく、心理評価アンケートにより「明るさ」「入りやすさ」などが向上していることが実証されている。今回の研究成果は、今後の新規店舗などに順次採用していく計画。

なお「省エネ・照明デザインアワード」は、優れた省エネ効果を達成しながらも魅力的な空間を創り出し、電力のピークカットにも貢献する新たな省エネルギー型の照明デザインの普及を目的としたもの。省エネ型の照明を率先して導入し、優れた省エネ効果と高いデザイン性の両立を達成している施設等を選定している。


詳細

東京農工大など「深紫外線LED」を開発 殺ウイルス、植物育成制御に

東京農工大など「深紫外線LED」を開発 殺ウイルス、植物育成制御に

東京農工大学は、トクヤマと共同で、世界トップレベルの出力特性を有す「深紫外線LED」の作製に成功した。トクヤマは今年中にユーザー評価を開始し、2015年度までの事業化を目指す。東京農工大では、殺ウイルス、植物育成制御分野など様々な分野でクリーン、長寿命、小型、低消費エネルギーな深紫外線LEDの特徴を活かした新市場の創出を検討する。

低圧水銀ランプから深紫外線LEDへの置き換えの利点

低圧水銀ランプから深紫外線LEDへの置き換えの利点(クリックで拡大)


詳細