ルネサスエレクトロニクス、LED制御回路の開発支援ツールを提供開始

ルネサスエレクトロニクスは、LED制御回路の複雑な設計を容易化する、LEDドライバIC開発支援ツールを開発し、様々な回路構成にあわせた6製品について、7月20日より提供する。

今回開発した製品は、LED電球等向けの高効率LEDドライバIC「R2A20134」を搭載し、LED制御回路の複雑な設計を容易化する、「R2A20134」用開発支援ツール「R2A20134EVB」。

LEDドライバICはLED電球内に搭載され、LEDのオンオフや調光を行うもので、「R2A20134」は、業界最高クラスの効率92%と力率(交流電力の効率において有効な電力の比率)0.94を実現し、システムの省電力化や低コスト化を図ることができる。

同社は、「R2A20134」を2010年12月に製品化し、2011年3月より量産している。今回、販売強化のため、この特長を活かした高効率の制御回路を実現可能とする「R2A20134」用開発支援ツール「R2A20134EVB」を開発した。

同社では、本開発支援ツールでのシステム設計サポートによる拡販を見込み、「R2A20134」の生産量を2014年には月産1000万個に高める計画だ。


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京セラなど 太陽光発電システム搭載のバス停を販売

積水樹脂と京セラソーラーコーポレーション(KSC)は、バス停や駅前広場の日・雨よけなどに使われる街路施設に、太陽光発電システムとLED照明を採用したソーラー発電シェルター「エコシェル」を共同開発し、7月20日より販売を開始する。

本製品は、積水樹脂の多目的シェルターユニットの屋根部分に京セラの太陽電池モジュール(約1kW分)を、軒部分の照明にLEDを搭載。太陽光発電システムで発電した電力は、シェルター内の照明等だけでなく、同一の電灯契約をしている周辺の設備でも使用可能で、昼間の節電やCO2削減にも活用できる。

また、余剰電力を電力会社に売ることで、今夏の電力供給にも貢献する。さらに、災害時には、付属するパワーコンディショナの自立運転機能を活用することで、携帯電話の充電など非常用電源としても利用でき、LED照明により夜間の節電も実現する。

日本全国で本格化する節電対策や、環境配慮型の街づくりでの需要を見込む。全国の自治体や民間企業などに対して、用途を限定することなく、幅広く販売していく計画だ。基本構成セット(約1kW分の太陽電池を搭載)の価格は485万円(施工費別)。

KSCは、京セラの100%子会社で、太陽光発電システムの国内販売会社。積水樹脂とKSCは、本製品について、2009年より共同開発を行ってきた。


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LED電球販売数、月間で初めて白熱電球を上回るGfKジャパン調べ

ジーエフケーマーケティングサービスジャパンは、家電量販店店頭におけるLED照明(LED電球、LEDシーリングライト)の販売動向を発表した。

3月11日の震災以降、計画停電等による消費者の節電意識が高まったことから、東日本を中心にLED電球やLEDシーリングライトの需要が急伸。2010年下半期以降、LED電球の数量構成比は20%前後で推移していたが、2011年6月における数量構成比は43.5%となり、月間として初めて白熱電球を上回った。

特に関東・甲信越地区では、全国以上のペースで伸びており、5月、6月と2ヵ月連続で白熱電球を上回った。LED電球へのシフトは加速しており、7月第1週における全国の数量構成比は49.8%と約半数を占めた。

LED電球の平均価格動向をみると、3月以降ほぼ横ばいで推移していることから、今回の需要増加は価格下落ではなく、消費マインドの変化による側面が大きいと分析する。

LEDシーリングライトについては、節電意識の向上と、シャープと東芝の市場にパナソニックが参入するなどラインナップが拡充された結果、4月以降販売が急増し、6月では数量構成比15.8%に達した。また、6月の金額構成比は42.7%となり、金額ベースで初めて他管球シーリングライトを上回り、最多シェアとなった。関東・甲信越地区では数量構成比17.1%、金額構成比45.7%とLED電球同様、全国より高いポイントとなっている。

LEDシーリングライトの平均価格は約38000円と年初から約9%下落していることや、時間やシーンに合わせて明りの色味を調節できる調色機能を有したモデルの充実が、買い替えを後押している。夏季には再び電力不足が懸念されているため、電力消費を抑えることができるLED電球やLEDシーリングライトに対する需要は底堅いとみている。

また、LED小丸電球やLED蛍光管なども広がりをみせており、販売数量も年初以降増加傾向にあり、LED照明は今後、更に幅広く進展していくと予測する。


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