住友化学・サムスンLED 韓国でLED用サファイア基板事業会社を設立

住友化学は、韓国のサムスン(三星)LEDと、LED用サファイア基板について、製造・販売・研究を行う合弁会社を韓国で設立する。両社は、協業することで技術・市場面などでのシナジー効果を得て、競争力を強化し、今後も大きな成長が見込まれるLED市場で事業の拡大を図る。本合弁会社はLEDサファイア基板事業からスタートし、将来的にはLED関連部材のトータルプロバイダーを目指す。

サファイア基板はサファイアインゴットを薄く切って加工したもので、その上に発光層を形成することでLEDが製造されている。LEDは、発光効率などに優れ、省エネで環境負荷が低いことから幅広い分野での採用が進んでおり、液晶テレビ用バックライトや照明、自動車向けなど、さらなる市場の拡大が期待されている。それに伴い、サファイア基板などの関連部材の需要も今後増加する見通しだ。

住友化学は、サファイア基板の原料である高純度アルミナや、LED用パッケージ材料に用いられる液晶ポリマー(LCP)などを有しており、昨年初めには、100%子会社である東友ファインケム(韓国)でサファイア基板の開発を開始、早期商業化へ向けた生産体制の整備を進めてきた。また、サムスンLEDは、成長分野であるLED事業を将来のコア事業の一つと位置付け、戦略的な増強投資を計画している。


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パナソニック電工 発光部集積型の新タイプのLED照明を発売

パナソニック電工は、集積型LEDの採用により、粒感がなく均一な光を照射する、新タイプの「ワンコア(ひと粒)タイプ」の住宅用LED照明器具178品番と、店舗・施設用LEDダウンライト66品番の合計244品番を発売すると発表した。

住宅用LED照明器具は4月21日より順次発売、2011年度は30億円の売上を見込む。店舗・施設用LEDダウンライトは7月より順次発売、2011年度は35億円の売上を見込む。

これまでのLED照明器具は、LEDパッケージを複数個配置したユニットを採用するものが中心で、光のムラや影が何重にも発生するなどの課題があった。今回発売する製品は、発光部をひとつにまとめた集積型LEDを搭載することで、これらの課題を解決し、多重影のない自然な光で、白熱灯など従来光源のような均一でムラのない光を実現した。

住宅向けは、小型・薄型デザインで、ダウンライトをはじめ、ペンダント、ブラケット、シーリングライトなど、豊富な器具スタイルをラインアップ。また、一部器具には、拡散・集光タイプや交換可能なLEDユニットを用意した。価格は、LEDダウンライト拡散タイプ(LGB72011LE1)が13440円(税込)から。

店舗・施設向けは、業界最高水準の固有エネルギー消費効率86lm/Wを達成。従来の42形ツイン3蛍光灯ダウンライトと比べて約48%の省エネとなる。また、従来の同じ明るさのLEDダウンライトと比べても、消費電力を4.8W削減(200形1台あたり)できる。イメージに合わせて選べる4つの色温度、広角・拡散タイプなどを揃える。


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村田製作所 LED照明向けトータルソリューションの提供を開始

村田製作所は、LED照明システム向けの通信モジュール、電源モジュール、センサと、これらを制御するソフトウェアを開発した。天井の明るさは抑え、手元をデスクライトで明るくする照明手法「タスク・アンド・アンビエント照明システム」などへの組み込みが可能で、高い省エネ効果が期待できるのが特長。今後は、照明システム向けのソリューションの提供を開始し、モジュールやセンサ商品とソフトウェアをパッケージ化して販売することで、照明システム設計の容易化に貢献したい考えだ。今後、オフィスや家庭向けを中心に拡販していく。

今回開発されたサービスでは、人感センサを利用することで人を検知し、自動でON/OFFを切り替えることができるため、省エネが期待できる。また、通信モジュールと照明器具を近距離無線技術で接続することで、携帯電話などでの操作が可能なうえ、配線が不要なため施工が容易になる。同技術には、国際基準の規格である国際標準の「ZigBee®モジュール」を使用しており、省エネ性能も高いという。さらに、通信モジュールからの信号を受け取り、ON/OFF制御、調光・色調変更などを容易に行うことができる。


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ウシオライティング 調光・色調を自在に調整できるLED照明を販売

ウシオライティングは、調光、色調を自在にコントロールできる「LEDIU(レデュー)インテリジェントLED照明システムLmiα(エルミア)」を、今月15日より販売する。

同製品は、高い演色性とDMX(※)による照明制御を実現したLmiαシリーズのひとつで、自在な調光・色調コントロールに加えて、省エネ性が高いのが特長。20基の器具をLEDに切り換えると、年間消費電力量は、常に人がいたとして約42%、そうでない場合で約88%削減、CO2排出量は、常に人がいたとして約0.6t、そうでない場合で約1.2tの削減が見込まれる。同社は、オフィスを中心に年間1000システムの販売を目指す。

「Lmiαローカルシステム」のベースライトは、色調コントロールが可能な「色温度可変タイプ」「単色タイプ」の2タイプで、それぞれ横長の「ストレート形」、正方形の「スクエア形」の2種がある。このベースライトに加えて、人感と照度を検知するセンサ、調光や色調をつまみで制御する「フェーダタイプ」と触れて制御する「タッチタイプ」のコントローラから構成されており、設置場所に合わせて選択できる。

調光は、人感と照度により5~100%で自在に調整可能。色調コントロールは、3000~6000Kでの変化を実現。明暗のコントロールに加えて、TPOに合わせて色味まで変えることができる。平均演色評価度は90以上で、高い演色性を実現。これらにより、それぞれのシーンや雰囲気にマッチした、快適な照明空間を作り出すことに成功した。

※DMXは、米国電子工業界EIA-485の規格に基づく通信プロトコルで、主に舞台照明や演出機器の制御に使われる。


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