三井物産 台湾のLEDチップメーカーに出資し、LED事業へ参入

三井物産は、LED事業への参入を目的に、台湾のLEDウエハー・チップメーカーのフォーエピ社(FormosaEpitaxyIncorporation)へ資本参画する。フォーエピ社が発行する第三者割当増資を引き受け、台湾政府当局の各種承認手続きを経て、2011年2月中に同社の株式約15%を取得する予定。三井物産は同社の筆頭株主となる。出資額は27億台湾ドル(約76億円)。

消費電力が少ないLEDは、省エネ対策として普及が進んでおり、最終製品分野におけるLEDの世界市場規模は、2009年の100億米ドルから2015年には780億米ドルへと年率41%での成長が見込まれている。フォーエピ社はLEDのウエハーとチップ専業メーカーとしては台湾第2位の上場企業で、LEDチップの世界出荷額で約5%のシェアを持つ。三井物産は、今回の事業を通じて、LEDを核とした新ビジネスの展開を目指す方針だ。


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ウシオライティング ハロゲンランプと互換性の高いLED電球を開発

ウシオライティングハロゲンランプと互換性の高いLED電球「LEDIULED電球ダイクロハロゲン形JDRφ50タイプ」ウシオライティングは、ハロゲンランプの代替光源となるLED電球「LEDIULED電球ダイクロハロゲン形JDRφ50タイプ」を12月24日より発売する。

同電球は、ハロゲンランプと交換しても、明るさ、光のイメージ、空間の雰囲気が変わらないのが特長。また、従来のハロゲンランプと比較して、消費電力は約1/6に削減でき、定格寿命は30000時間と約10倍だ。1日10時間点灯させて1年間使用した場合、CO2排出量は1灯あたり約43kg/kWh、電気代は約2300円削減できるという。

ハロゲンランプは、自然光に近い光色、高い発光効率、長寿命、コンパクトな形状などが評価されており、主に一般照明、商業施設照明のスポット照明やベース照明として使用されている。最近では、省エネ・環境負荷低減の流れのなかで、市場からLED化の要望も多い。しかし、LED電球で代替する場合、明るくするための放熱対策でサイズが大きくなる、あるいはサイズを優先させると搭載するLEDが制約されて十分な明るさを出せない、といった課題があり、互換性の低さが問題となっていた。

今回、LEDIULED電球は、高輝度LED、優れた放熱性とコンパクト・軽量化、独自設計のアルミボディ、ハロゲンランプの配光イメージを実現する新設計レンズなどを採用し、課題の解消を図った。

その結果、6Wの消費電力でありながら、JDRφ50ハロゲンランプ40W(中角タイプ)相当の明るさと、放熱性能を追求したボディによる高い放熱性を実現。それにより、本体の軽量化や、ハロゲンランプと同等のサイズにまで小型化することが可能になった。また、ハロゲンランプのもつ配光の特長も再現している。


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JR東日本 山手線にLED照明を搭載した車両を投入

JR東日本は、12月15日以降、山手線にLED照明を搭載した車両を試行的に導入すると発表した。今回、山手線車両(1編成11両)の客室内すべての蛍光灯をLED照明に取り替える。採用するLED照明は、現行の蛍光灯具本体ごと交換するタイプと、現行の灯具の蛍光管のみを交換するタイプの2種類。車両のLED照明化により、1編成で1年間あたり、現行の蛍光灯に比べ約40%の消費電力と、それに伴うCO2排出量を約12t削減できる見込み。

鉄道車両の天井部に設置する部品は、火災対策として不燃性能が求められる。同社は、グループ会社と共同で鉄道車両に搭載可能なLED照明の開発を進めてきた。今回、「鉄道車両用材料の燃焼性規格」の「不燃性」などの基準に適合するLED照明を開発し、試行的な導入に至った。

JR東日本は、昨年1月から今年2月までに、首都圏を中心に、120駅の1800台の案内掲示器についてLED化を実施。案内掲示器の光源を蛍光灯からLEDに変更することで、消費電力を60%削減できると試算している。


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矢野経済 2010年の一般照明用LED照明市場は09年比2倍に拡大

矢野経済研究所は、国内照明市場についての調査結果を発表した。2010年の一般照明用途の照明総市場規模は、2009年比102.7%の7420億円となる見込みだ。

2008年秋以降の景気悪化の影響を受け、建築物の新設着工件数が大幅に落ち込み、それに伴い照明市場規模は大きく減少。2009年の同市場規模は、2008年比94.6%の7227億円と推計される。2010年は、改正省エネ法の施行や景気対策としての公共事業の増加を受け、LED照明をはじめとする高効率照明への切り替えが進んだことで市場は回復傾向にある。

LED照明は、2009年に照明メーカーおよび新規参入事業者各社から電球形LEDランプが次々と発売され、また、省エネ法の改正などにより省エネ性能や長寿命を有するLED照明の普及が飛躍的に進んだ。一般照明用途のLED照明は2009年が2008年比249.8%の374億円、2010年が2009年比195.2%の730億円になる見込み。

LED照明市場が急拡大する中、照明メーカー各社は、事業の軸足を既存光源からLEDにシフトしつつある。その傾向は、特に中堅規模の照明専業メーカーに強くみられる。一方、大手電機系メーカーは、最終製品としてのLED照明だけでなく、デバイス事業の展開による事業拡大を進めている。


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岩崎電気 世界初の屋内外兼用100/200V共用LEDランプを発売

岩崎電気は、今年9月20日に帝人と共同で発表した新素材「ラヒーマ®」を使用したLEDランプ「LEDアイランプ™」を12月20日より発売する。同商品は、世界初の屋内外兼用100/200V共用LEDランプ。口金を除き全て樹脂製にしたことで18Wクラス最軽量を実現したうえ、消費電力は従来の水銀の1/10程度、定格寿命40000時間を達成したのが特長。年間3万本の販売を目指す。希望小売価格は29800円(税別)。

口金を除く素材には、ラヒーマ®を混合したポリカーボネート樹脂を使用し、その高い放熱性能により、一般的に使用されるアルミ筐体に比べ大幅な軽量化を実現した。また、LEDが発する熱をラヒーマ®使用の本体へ効率良く伝達することで、LEDの定格寿命40000時間を達成した。

従来、LEDは直下の中心に明るさが集中するため光のムラが生じるなど、明るさ感が不安定だったが、同社の光の質にこだわった光制御技術で均整の取れた光の広がりを実現した。また、電球色タイプ1350lm(3000K相当・Ra70)と昼白色タイプ1400lm(5500K相当・Ra70)の2つのタイプがあり、屋外看板や作業灯にとどまらず、屋内・屋外の幅広い用途に活用できる。


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オプテックス LEDと太陽電池搭載、CO2排出ゼロのセンサライトを発売

オプテックス(滋賀県大津市)は、利便性を向上させた便利灯「ソーラー式LEDセンサライトLA-30LED」を2011年1月11日より発売する。

本製品は、人が近づくと自動的に点灯し、一定時間を過ぎると自動的に消灯するセンサライト。省エネ効果も高く、年間消費電力は0.05kW。また、消費電力の低いLED電球と太陽光発電の搭載により、CO2排出量ゼロと長寿命化を実現した。従来品の場合、太陽光でフル充電にしても連続点灯時間は30分だったが、LED電球の採用により連続点灯時間を業界最高レベルの150分に伸ばした。これにより、天候不順などで充電しにくい環境になっても、1日20分間の使用なら1週間、1日5分間の使用なら1ヵ月間利用できることになる。

さらに、円状の独自構造によるオリジナルLED電球の採用と灯体側反射ミラーの活用により、真下だけでなく周辺部にも充分な光の配光を可能にした。周辺部分が暗くなる傾向があった従来のLED電球の課題を解決し、ハロゲン電球タイプと同等の配光で広範囲を照射する。事務所や工場の入り口をはじめ、駐車場・駐輪場、戸建住宅の庭やカーポートなど、人や車の出入りのある場所の便利灯や不法侵入者を威嚇する防犯灯としての利用を見込む。希望小売価格は、28350円(税込)。2011年は15000台の販売を目指す。


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