小糸製作所 LEDを使用した緊急車両用散光式警光灯を発売

自動車用照明器メーカーの小糸製作所は、10月28日より、光源に高輝度LEDを使用した緊急車両用「LED散光式警光灯(型式V型)」の発売を開始した。

散光式警光灯とは、消防車など緊急車両の上部に設置され、緊急時等に回転しながら光を放つ警告灯のことで、遠方から近傍までムラなく光を照射するとともに、高い被視認性が必要とされる。本製品は、点滅ユニット6灯と回転ユニット2灯を最適に配置し、被視認性を大幅に向上。また、世界で初めてLEDヘッドランプの実用化に成功した独自の光学・電流制御技術を活用し、LEDの明るさを維持しながら、電球のような「やわらかな光」を実現した。

さらに、省電力、長寿命というLEDの特長を生かし、ハロゲン電球仕様と比べて、消費電力は約90%削減、寿命は2万時間と約70倍、重量は10.6kgで約20%削減した(同社比)。照明器具とLEDのカラーは赤。希望小売価格(税別)は19万5000円。今後、緊急車両向けとして拡販し、年間1500台以上の販売を見込む。


詳細

岩崎電気 LEDと同等の長寿命を実現したHIDランプを発売

岩崎電気は、セラミックメタルハライドランプ「ツインセラルクス™」を10月29日より発売する。同製品は、効率・演色性の高いセラミック発光管を1つのランプに2本搭載することで、LEDと同等の定格寿命40000時間を達成し、長寿命化を実現したのが特長だ。価格(税別)は、ツインセラルクス本体が27400円、専用安定器が19900円。

近年、LED市場は急速に拡大し、屋内高天井や屋外照明でも実用的な高照度のLED照明が発売されている。しかし、これらのLED照明は器具一体形のものが大半で、HIDランプに比べ高額になる場合が多いほか、既設照明設備全体の改修が必要になり、初期投資額が大きくなることが欠点となっている。こういった背景から、既存の照明器具がそのまま使用できる、長寿命な省エネルギー照明が求められていた。

「ツインセラルクス™」は、既存施設のランプと安定器の交換のみで、器具をそのまま使用できるため、初期投資額を小さく抑えることができる。公園・街路用照明などで多数使用されている水銀ランプ300Wと比較すると、定格寿命が約3.3倍の40000時間、ランプ効率が約2倍の105lm/Wで、消費電力とCO2排出量を約41%削減できる。

セラミックメタルハライドランプは、水銀とハロゲン化金属を材料にし、放電によって発光させる、高輝度・省エネ・長寿命のランプ。発光管の素材として、浸食されにくいセラミックを使用している。


詳細

アイリスオーヤマ 家庭向け軽量LED電球と法人向け直管形LED照明を発売

アイリスオーヤマは、プラスチックボディで軽量化を実現した家庭向けLED電球と、オフィスなどの法人向けに直管形LEDランプを発売する。発売日は、LED電球「ECOLUX」(エコルクス)4アイテムが11月1日、直管形LEDランプ6アイテムと専用照明器具セット3タイプ6種類が10月29日。

家庭向けLED電球は、難燃性プラスチックを使用し、放熱バランスを工夫したプラスチックボディにすることで、68gという軽量化を実現した。また、従来のLED電球は、一般白熱電球よりもサイズが大きいため、同口径でも既存の照明器具とサイズが合わない場合があったが、全長と外径を従来品より約10%小さくして、一般白熱電球と同じ大きさにした。これにより、一般家庭向けのECOLUXシリーズは全部で11種類22アイテムのラインナップとなる。

直管形LEDランプは、従来の蛍光管に代わる高性能で低価格な照明として商品化。改正省エネ法により、オフィスの省エネ対策として導入ニーズが高まっているLED照明のアイテムとして投入する。消費電力を約50%削減し、約4年で初期投資費用を回収できるという。

直管形の主力である40形は、3種類の明るさをラインナップし、最も明るい2500lmは業界トップクラス。世界標準タイプの口金(G13)を採用している。直管形LEDランプを従来の器具で使用する場合、安定器を外すなどの工事が必要だが、専用照明器具セットにより、その作業が不要となり、現場での作業効率を図ることができる。今後は、高演色タイプや日本電球工業会による規格で設定されたJEL801適用のL型口金タイプなどのラインナップを追加していく考えだ。

LED照明の特徴は、40000時間と長寿命で省エネであること。電球などを交換する手間を省くことができるため、ランニングコストも削減できる。電気代は、60W形相当の白熱電球が年間約2400円なのに対し、LED電球は年間約290円。CO2排出量は、60W形相当の電球を365日点灯した場合で比べた場合、一般白熱電球が160.4kgであるのに対し、LED電球は19.3kgに削減できるという。


詳細

パナソニック 業界No.1の明るさを実現したLED電球を発売

パナソニックは、11月25日より、LED電球「EVERLEDS(エバーレッズ)」の一般電球タイプ2品番を発売する。本体熱の伝導と放射に独自の放熱技術を搭載し、業界No.1の明るさと高い省エネ性を両立した点が特長。月産台数は30000台。

一般的に、LEDパッケージは温度が低いほど発光効率が高くなる性質を持つ。特にLED電球においては、LEDパッケージの温度を下げることで、エネルギーの消費効率を高めることができる。一方、明るさを向上させるためには、投入電力量を増やす必要があり、LEDパッケージの温度が上がってしまう。明るさを向上させ、かつ高いエネルギー消費効率を得るのは難しく、両立させるためには、LEDパッケージの温度を下げる放熱技術が必要となる。

同製品は、LEDパッケージと本体を緊密に接合することで熱伝導性を高め、LEDパッケージの熱を口金方向へ効率的に逃がしている。また、本体表面にアルマイト加工を施すことで表面放射率を向上させ、高い放熱性能を実現している。これら独自の技術により、一般電球60形相当の明るさで業界最高となる、全光束(明るさ)825lm(LDA9D-Hの場合)を実現。それと同時に、消費電力も9.2Wとより省エネになった。電気代に換算すると、同等の明るさの白熱電球と比較して、一灯あたり年間約1970円の節約になる。

LED電球の需要は今後も増加する見通しだ。同社によると、2009年度の総需要は328万個だったが、今年度は1100万個、2012年度には2400万個まで拡大する見込みだという。


詳細

シチズン電子 従来比2倍以上の大光量を実現した白色LEDを開発

シチズン電子は、世界最高レベルの大光量を実現した照明用白色LED「CL-L330シリーズ(26Wタイプ)」と「CL-L340シリーズ(41Wタイプ)」を開発した。同製品は、LED1個あたりの光量が同社従来比で2倍以上を実現したうえ、高い発光効率、従来比で30%以上向上した同社最高レベルの放熱性などが特長。11月から量産を予定している。

通常、LED1個だけでは必要な光量に満たない場合が多く、複数個のLEDを照明器具内に設置する必要がある。その場合、LEDの配置面積が大きくなり、照明器具が大型化する傾向にある。また、複数個の光源が存在することで、光を制御するための反射板などの設計が複雑になるという弊害も生じる。

今回開発された製品は、LED1個あたりの光量を飛躍的に高めることでこれらの課題を解決し、照明器具の小型化や光学設計の簡略化を図ることができるうえ、LED1個で適用できる照明用途を大幅に拡充することができる。

同製品には、寒色系の色温度5000K仕様と、暖色系の色温度3000K仕様がある。5000K仕様は、発光効率が重視される屋外照明に向いており、街路灯、投光器、広告灯などの用途を想定している。41Wタイプの場合、LED1個で一般的な水銀ランプ100W相当の光量を確保でき、約60%の電力削減が期待できるという。一方、3000K仕様は、演色性が重視される屋内照明用途向きで、ベース照明用ダウンライトや商品演出用スポットライトなどに適している。41Wタイプの場合、LED1個でハロゲンランプ150W相当の光量を確保でき、約70%の電力削減が期待できる。


詳細

東芝ライテック 業界最高の発光効率110lm/WのLEDベースライトを発売

東芝ライテックは、LED照明「E-CORE」(イー・コア)シリーズとして、業界最高の発光効率110lm/Wの新形LEDベースライトを含む全18機種を2011年1月7日から順次発売する。LED照明は、省エネ・長寿命な照明として注目されている。しかし、学校やオフィスなどでは、高効率なHf蛍光ランプ用器具が普及しており、LED照明に代替えしても省エネ効果を得にくいため、導入が難しいといわれていた。

今回発売する、32形Hf蛍光ランプ用器具相当の新形LEDベースライト4機種は、発光効率110lm/Wを実現。Hf蛍光ランプ用器具と比べると、約22%の省エネ効果が得られるため、代替えを促進することにより拡販を図る。前機種合計で、年間30万台の販売目標を掲げる。

発光効率lm/W(ワット当たりの光の量)は、省エネ性能を示す値。発光効率の値が大きいほど省エネになる。白熱電球の発光効率は10~20lm/Wに対して、Hf蛍光ランプは100lm/W、LED照明は50lm/W前後。今後、LED照明にも100lm/Wの製品が多く登場し、2015年頃までに150lm/Wの製品が普及、さらに低価格化が進むと予想されている。


詳細

パナソニック・東芝 国内規格の制定を受け、年内に直管形LED照明を発売

直管形LED照明のイメージ写真パナソニックと東芝ライテックは、相次いで、年内に直管形LED照明を発売すると発表した。10月8日に日本電球工業会による規格(JEL801:2010)「L形口金付直管形LEDランプシステム(一般照明用)」が策定されたことを受けて、大手電機メーカーが直管形LED照明の商品化に乗り出す。

直管形のLED照明は、オフィスや店舗などの新築・リニューアル時の省エネ対策として、直管形蛍光灯照明器具からの置き換えや代替用に、多くの需要が見込まれている。しかし、これまで直管形LED照明の規格は、JIS(日本工業規格)などで標準化されておらず、電気用品安全法の対象にもなっていなかったため、大手電機メーカーは商品化を見送っていた。

東芝ライテックは、20形および40形蛍光ランプ器具相当の明るさで、新基準JEL801に適合する直管形LED照明システム3種の年内発売を目指す。パナソニックとパナソニック電工は、同基準に適合する「直管形LEDランプ」と「直管形LEDランプ専用照明器具」を同じく年内に発売する予定で、パナソニックが器具本体およびソケット、パナソニック電工が電源の開発を担当する。

今回定められた「JEL801:2010」の詳細は以下の通り。L形口金付直管形LEDランプの場合、口金がL16、全光束が2300lm以上(N色)、演色性が80以上、電流がDC350、電圧が45~95V、最大電力が33.3W、配光については120°以内の光束が70%未満。


詳細

イオン PBで、業界最軽量クラス・低価格のLED電球を発売

イオンは、プライベートブランド「トップバリュ」の新商品として、10月7日よりトップバリュ初のLED電球「トップバリュ共環宣言LED電球」を発売する。68gという業界最軽量クラスの軽さ、白熱電球に限りなく近いサイズが特長。また、60W相当は1680円、40W相当は1580円(税込)と低価格を実現した。全国のグループ2000店舗で発売し、2種類あわせて年間で100万球の販売を目指す。

トップバリュのLED電球は、一般白熱電球と比較し、設計寿命約4万時間で約40倍長持ちし、電気代も約88%削減できる。今回は、さらに生活に取り入れやすくするため、「軽さ」「サイズ」「価格」にこだわり、エコとエコノミーを両立する新商品の開発に至った。現在発売されているLED電球は100g以上のものが多く、一般白熱電球に比べると数倍重いが、新商品は68gと非常に軽く、器具の取り付けの負担が軽減される。また、白熱電球に限りなく近いサイズにすることによって、白熱電球からLED電球に手軽に切り替えることができる。


詳細